2000年代はアダルトメディアに、かつて無いほどの大きな変革期が訪れた時期でした。
エロ雑誌、アダルトヴィデオ(AV)、そしてインターネットをはじめとするコンテンツの数々・・・
時代の変化とともに未曾有の変革が行われました。
エロ雑誌は、かつて無いほどの不況に見舞われたあげく、雑誌=紙媒体というスタイルを自ら否定しなければならないところまで追い込まれました。
エロ雑誌の編集者は、雑誌を編集することよりも、DVDを制作することが主な仕事になってしまったのです。
AV業界では、VHSからDVDに、レンタルからセル、さらにはネット配信という変化により、20年以上続いていたヒデ倫の一党支配体制は完全に崩壊してしまいました。
その状況の変化は、AVの内容にも大きな影響を与えました。
そしてインターネットの普及は、アダルトメディア全体に、最も強烈な影響をもたらしました。
それは、アダルトメディアによっては、まさに諸刃の剣でした。
インターネットの登場によって、日本のエロメディア、大きな変化を余儀なくされてしまいました。
以前は「エロは不況に強い」というイメージがありました。
未だにそれを信じている人も多いでしょう。
人間には性欲がある限り、エロの需要が減ることはありません。
そのため、エロが滅びることはないだろう、といった発想でしょうか。
しかし、その幻想ともいえる過信は、今日におけるエロ本の出版社の倒産などで打ち砕かれるのです。